氾濫原とは?後背湿地との違いと氾濫への備え

どのう

氾濫原と後背湿地は似ているけどちょっと違います。

【結論】
・氾濫原は河川の両岸に形成される地形で、洪水の時に浸水する低い場所。
・後背湿地は何度も洪水が起きることで水が溜まりやすくて乾きにくい湿地のこと!

それでは、ここからもっと詳しく氾濫原と後背湿地の違いについて解説していきます。

氾濫原とは

「氾濫原」については実は学生の頃におそらくみなさん勉強しているはずなんです。
私も忘れていましたが。

氾濫原というのは、河川の両岸に形成される特殊な地形のことです。
洪水の時にはすぐに浸水してしまう、低い場所でこれまでに河川の氾濫や洪水などで水の通り道が変わったり、砂や石が堆積してつくられた平野です。


氾濫原/後背湿地の違いと集落の関係性

後背湿地は、自然堤防のすぐ近くに作られます。
洪水によって土砂が流されていき、積もったのが自然堤防です。

この自然堤防には粒の大きな砂が堆積していくのですが、自然堤防よりも低い場所にはとても細かい粒子の砂が浮遊しており、それらが時間をかけて堆積していくためにドロドロしてぬかるんでいます。

洪水が何度も繰り返されることによって水が溜まりやすくなり、いつも湿っています。
それが後背湿地です。

後背湿地は水を保持しやすいために水田として利用されることが多く、水も確保しやすいために近くには集落が形成されます。

近年ではこのような後背湿地における都市化も進んでおり、地盤が悪いところに住居、工場が建設されるようになりました。
その結果、豪雨の際には浸水、倒壊といった被害が起こりやすくなっています。

後背湿地引用元:国土交通省

氾濫危険水位/避難判断水位/氾濫注意水位/水防団待機水位とは

ぼうちゃん

氾濫危険水位、避難判断水位、氾濫注意水位、水防団待機水位のそれぞれの違いやどの程度警戒すべきなのかについてチェックして行くよ!

氾濫危険水位

気象庁では洪水が発生するのかどうかという危険度に関してレベルを1から5まで分けて発表していますがレベル5はすでに氾濫が起きてしまっている状態です。

「氾濫危険水位」はレベル4で、いつ氾濫が起きてもおかしくない状況で、避難する必要があります。

避難勧告に極めて近い状況であり氾濫リスクの高い河川などが近くにある場合にはどこかで洪水が発生している可能性もあります。
自治体によっては氾濫危険情報も発令されていますので必ず確認しておいてください。

避難判断水位とは

洪水が発生するかどうか危険度であらわすとレベル3の段階です。
避難準備など河川氾濫の発生に対して警戒を求める状況になっています。

避難準備、高齢者等避難開始に当たる段階であり自治体では住民を避難させるべきかどうか考えています。
個人で判断して避難を開始しても良いレベルです。

氾濫注意水位とは

危険度レベルで表すとレベル2に相当する状態です。
氾濫発生に対して注意を求める段階まで河川の水位が高くなっている状況です。
住民は避難の準備を始めて、万が一の時にはすぐに避難できるようにしておく必要があります。

水防団待機水位

危険レベルでいうとレベル1の状況です。
水防団が大気を始める段階であり気象情報や自治体からの情報に注意しておく必要があります。

危険水位引用元:国土交通省

はん濫警戒情報とは

はん濫警戒情報は、河川ごとに氾濫のリスクがどの程度高まっているのかを知ることができます。
大雨、台風などの際には、はん濫警戒情報を確認しておくだけでも避難開始の目安となります。

はん濫警戒情報

ぼうちゃん

これから大雨、ゲリラ豪雨とかで河川の氾濫が起きやすくなるから、避難の目安としていつでもチェックできるようにしておきたいよね。

あと、氾濫って言っても河川の氾濫だけじゃなくて内水氾濫っていうのもあるんだよ!
内水氾濫とは?外水氾濫との違いは?どんな警報に注意すればいいの?