シェイクアウト訓練の意味とやり方(全体の流れ) 参加方法やメリットは?

机の下

日本国内で防災意識が高まりつつある中、シェイクアウト訓練がとても注目されています。

シェイクアウト訓練の意味、やり方や全体の流れ、参加方法とメリットなどシェイクアウトに関する情報をご紹介しています。

ぼうちゃん

そうそう!

シェイクアウト訓練ってなんなのか気になってたんだよね。

普通の避難訓練とどんな違いがあるのかも気になるよね!

シェイクアウト訓練とは

シェイクアウト訓練は2008年にアメリカで始まった防災訓練で、地震に備えることを主な目的としています。

ホームページ上などで防災に関する意識を高めたり、普及啓発を目的としています。

シェイクアウト訓練は同じ時刻に一斉に全員が参加し、地震が発生した時にすべき行動を実践できるようにします。

自宅や会社など日頃からできる防災対策をしっかりと見直す上で極めて重要な訓練になります。


シェイクアウト訓練の意味

シェイクアウトというのは「地震を振り払う」「地震を吹き飛ばす」といった意味があり、地震に負けない、屈しないという強い思いが込められています。

シェイクアウトはアメリカの学生と行政が連携し始められた地震防災訓練で、初めて行われたシェイクアウトでは初めての実習であるにも関わらずなんと540万人もの人が参加しました。

その後もシェイクアウト訓練の輪は広がっていき、省庁や地域における行政機関でも積極的に企画開催されているのです。

このような情報は SNS やニュースなどによって度々発信されることになり、アメリカだけではなく世界各国でシェイクアウト訓練が行われるようになりました。

現在では個別の災害を最小にしている防災訓練としては世界一の規模を誇ります。

ぼうちゃん

なんかよく耳にするようになったなとは思ってたけど、こんな世界的に広く行われているんだね。

でも…普通の避難訓練となにが違うんだろ

 

シェイクアウト訓練を行うメリット

シェイクアウト訓練を行うことのメリットとしては、やはりシェイクアウト訓練の前の段階である事前学習から、訓練を実施後にSNSするといった訓練への自主性を引き出せるということにあります。

しかしその一方でシェイクアウト訓練の内容だけを見ればどうしてこれだけの動作が世界中に広まっているのか、普通の防災訓練とどこが違うのかと疑問を抱かれる方も多いでしょう。

シェイクアウト訓練では実際に訓練当日を迎えるまでの事前学習や訓練で身につけたもののフィードバック、実際に訓練を受けた上での反省や感想といったものをSNS上で発信するというところまで、一つの流れが訓練に含まれています。

これが普通の防災訓練との大きな違いです。

SNS上で反省や感想といったものを発信する場合には。シェイクアウト訓練を通じて気づいたことや訓練で学ぶたことを投稿にしっかりと 盛り込んでいかなければなりません。

そうすることで訓練を受けたことによる体験がよりしっかりと自分の経験として焼きつくようになります。

このようなSNSでの発信は他の人の目に留まることになり、防災意識を広く呼びかけるきっかけとなります。

シェイクアウト訓練への関心が高まれば高まるほど、防災意識も飛躍的に高まっていくのです。

 

 

シェイクアウト訓練のやり方

シェイクアウト訓練のやり方はとても簡単です。
シェイクアウト訓練は次の3つの動作をとるだけです。

「Drop(まず低く)」
「Cover( 頭を守り)」
「Hold on(動かない)」

Drop(まず低く)

最初の動作がこの「まず低く」です。
シェイクアウトの合図があったときに、自分のいるその場所で姿勢を低くしてください。

屋外にいるのであれば飛来物などで怪我をしにくい場所を探して姿勢を低くします。

Cover( 頭を守り)

落下物から頭を守らなければなりませんので、机、テーブルの下に潜り込みましょう。

屋外などで潜り込む場所がなければ、バッグなどで頭をしっかりと守ります。

Hold on(動かない)

姿勢を低くして頭をしっかりと守った状態のままで揺れがおさまるまでじっとします。

たったこの3つのステップを確実に実践してください。

地震というのは、揺れそのもので怪我をするのではなく、揺れによって引き起こされた建物の倒壊や家具等の転倒に巻き込まれるものがとても多いのです。

シェイクアウト
引用元:京都市情報館

 

さらに地震によって怪我をした人の多くは、地震が発生してからすぐに移動をしたことが原因となっています。

 

地震が発生した直後というのは物が倒れてくるなど、さまざまなリスクが高くなっている状態ですので絶対に動いてはいけません。

 

すぐにでも動き出して目の周りの状況を確認したくなるのは分かりますし、もしも誰かと一緒にいるのであればその人の安否を確認したい気持ちも分かります。

しかしまずは自分が安全な場所で正しく対処するということが第一です。

無理に動き回るのではなくしっかりと姿勢を低くして頭を守ってじっと動かないということだけを考えましょう。

ぼうちゃん

地震のあとって、ついついあちこち逃げ回ったり、移動したくなるんだよね。

でも、本当に危険だから、しばらくじっと我慢していないとだめだよ!

シェイクアウト訓練に参加する方法は?

シェイクアウト訓練に参加する方法ですが、決して難しいことはなく、訓練自体が4つのステップに分けられています。

事前登録

まず、事前登録を行います。
訓練への参加を決定し、ホームページなどから参加者登録を行います。
個人でも、自治会、事業所など組織を通じて参加者登録も可能です。

事前学習

訓練への参加意識を高めると同時に、被害の想定や災害対応に関する事前学習を行ったり、地域の講演会などに参加します。

参加者内で勉強会が開催されたり、専門家に講義をしてもらうこともあります。

訓練開始

事前に決められている日時を確認し、学校、職場、自宅などその時にいる場所で訓練に参加します。
安全確保行動である
「Drop(まず低く)」
「Cover( 頭を守り)」
「Hold on(動かない)」
を実践します。

ふりかえり

ホームページ、SNSなどを活用し、参加状況を発信します。
シェイクアウトへの意識、防災への意識向上に役立ちます。

事前登録引用元:The Great Japan ShakeOut