水害で避難する時の持ち物は?マンションで避難は必要?

kouzui

九州をはじめとして各地で浸水や洪水被害が起きています。
このような水害に対する対策というのは今後もますます必要不可欠なものになってきます。

特に今回の水害は水が襲ってくるまでの時間がとにかく短かったのが特徴です。
被災した方の多くが「あっという間だった」と答えています。

だからこそ、今回の水害をはじめ水害時の避難で絶対に欠かせない持ち物、避難する時に押さえておくべきことを事前に確認しておいてください。

いつどこで同じような水害が起きても全くおかしくありません。

水害で避難する時に絶対必要な持ち物は?

水害で避難する時に、まず忘れてはならないものがあります。
・スマートフォン
・携帯電話
・懐中電灯
・携帯ラジオ
です。

避難する時、特に水がすぐそこに迫ってきていて、他になにも持ち出せる余裕がない場合には、スマートフォン、携帯電話、懐中電灯、携帯ラジオを持ち出します。
まず命が助かるためには、これらがなければ情報を集めることも、助けを呼ぶこともできません。

もちろん食料など準備できるのであればしておきたいですが、なんの準備もしていない、寝ている時に水が迫ってきていた…!
という時に最低限持ち出してほしいものになります。

そしてなにより、玄関に置いておけるものであり、肌身離さず持っておけます。

水害時に避難用リュックに入れておきたいもの

すぐに持ち出せる避難用リュックを準備しているのであれば、その中には次のものを入れておいてください。

・ホイッスル
・ビニール袋
・消毒液や包帯などの応急医療品
・クラッカーや乾パンなどの携行食
・水
・トイレットペーパー
・ウェットティッシュ
・タオル
・使い捨てカイロ
・雨具
・保険証
・現金

○ホイッスル
ホイッスルは万が一の時に助けを呼ぶ際に使用します。
ホイッスルのように高い音は、救助犬をはじめ遠くまで音が届きやすいです。

○ビニール袋
ビニール袋はできるだけ大きなものと小さなものを複数準備しておきましょう。
ビニール袋は、水に流された時に浮き袋としても使用できます。

○応急医療品
水害時には予想もしないような怪我をしやすいですし、衛生面が非常に悪くなっているので感染症を引き起こしやすいです。
実際に、洪水後に伝染病が流行するなどというのも珍しくありませんので、傷口を殺菌消毒できるようにしておきましょう。

感染症予防のため、こまめな手洗いを実施しましょう。

また、家屋が浸水した場合には、下水道やし尿槽の汚水などが逆流し、家屋等が汚染している可能性がありますので、細菌やカビの繁殖、害虫の発生などで不衛生な状態となり、復旧のためには家屋等を洗浄し、十分に汚染を取り除いた後に消毒が必要となります。引用元:福岡県庁

○携行食
クラッカーや乾パンなどの携行食はできるだけ軽く、なおかつ炭水化物が多く含まれるものを選ぶようにしてください。

○水
水は避難時ですので1人あたり500ミリリットルほどが理想的です。

○ウェットティッシュ
ウェットティッシュは避難時の体の汚れを拭き取ったり、体や身の回りを衛生的に維持するうえでとても重宝します。

○タオル
タオルはハンドタオルでは小さすぎますし、バスタオルではかさばるので、フェイスタオルくらいがちょうど良いです。

○使い捨てカイロ
使い捨てカイロは、夏場でも準備しておきましょう。
川に流されたり、体が濡れていると驚くほど冷えてしまいますので、体を温められるカイロはとても重要です。

○保険証 現金
保険証は万が一怪我をして病院に運ばれた時や、身元を確認する時にも使用します。
災害時にはカード類が一切使えないこともありますので、現金を準備しておくと安心です。

洪水で水が引くまでの時間は?


水害とはいっても洪水、高潮、内水氾濫、外水氾濫があります。
今回九州を襲った水害の中で、特に被害の大きかった福岡県、熊本県では外水氾濫が原因の水害と考えられています。

内水氾濫と外水氾濫についての説明はこちらで詳しくご紹介しています。
内水氾濫とは?外水氾濫との違いは?どんな警報に注意すればいいの?

福岡県の久留米市では筑後川が、熊本県では球磨川が氾濫し、周囲の町を飲み込んでいきました。
外水氾濫は一度に流れ込む水の量、そして水の増えるスピードが非常に早いために、警報から避難までの時間も短く避難準備ができません。

さらに水量も多いために家屋や家財もすべて流されてしまう場合があります。
水が引くまでにも時間がかかり、今回は水害が発生してから3日が経過してもまだまだ浸水した状態が続いていました。

河川の規模にもよりますが、洪水で水が引くまでの時間は屋内の水なら1日から2日、町全体の水が引くまでには1週間以上かかることもあります。

洪水でもマンションなら避難しなくていい?

洪水の時には、戸建てよりもマンションの方がやはり安心感は高いですよね。
実際に水が迫ってきていても、自宅の2階に逃げ込んでなんとか難を逃れたという方もたくさんいます。

しかし、必ずしも2階であれば安心なのかといえばそうではありません。
例えば、熊本では9メートルの高さまで球磨川の水が溢れてきたそうです。

9メートルといえば、マンションなら3階あたりになります。
マンションに住んでいても、3階から下の階に住んでいるのであれば、避難をするべきです。

ただ、マンションの場合、水が迫ってきたら上の階へととりあえず逃げ込むことができますので、必要最低限のものを持って、上の階へ逃げるだけでも命を守ることはできます。

水害の時の避難場所になる建物の名前は?

洪水時にどこに避難をすれば良いのか、というのは自治体のホームページを見ると簡単に検索できるようになっています。
ただ、水害時には指定された避難場所も浸水している可能性があります。

地震等の災害時と、水害時とでは避難できる場所が変わってくる場合がありますので、事前に確認しておいてください。

また、SNSで避難場所などを提供してくれているお店などもあります。

このような情報はtwitterを通してでなければなかなか手に入らない情報ですので、災害時こそSNSをしっかりと活用するようにしてください。

SNSでは避難所、避難できる場所、救援物資の配給場所などもたくさんの情報が流されますのでそれらの情報を見逃さないようにしてください。

まとめ

水害の中でも今回のような河川の氾濫というのは、災害が発生してからすべてを流してしまうまでがあっという間です。
たったの5分で1メートルも水嵩が増してしまうようなスピードなんですよ。

そろそろ避難した方が良いかな…と靴を履いて玄関を出た時にはすでに目の前まで水が迫ってきてもおかしくないくらいです。

だからこそ、できるだけ事前に必要なものを準備しておく、そして避難する場所を決める、避難できる場所の情報を収集するというのはとても重要になります。