雨量の意味って?1ミリ/10ミリ/50ミリ/80ミリ/300ミリの体感や川の決壊の目安はどのくらい?

雨男

雨量といえば「○○mm」という単位。

このmmで表されても、いまいちピンとこないですよね。

そこで雨量でよく耳にする「○○mm」について、細かく区切ってご説明していきます。

ぼうちゃん

雨量と降水量の違いはちょっと長くなるから雨量と降水量の違いと降水確率の意味とは他のページで詳しく解説してるよ!

雨量ってなにを意味してるの?

雨量というのは「降った雨が一切流れ出さず、その場に留まっている状態でどのくらいの深さになるのか」を示し、単位はmm(ミリメートル)を使用します。

極端にいえば雨の日、室外にコップを置いておき、そこに一定時間でどのくらいの水が貯まるのか、ということです。

一定時間は、10分、1時間、12時間となるのが一般的です。
仮に、12時の降雨量が10mmなのであれば、それは11時から12時までの1時間を観測し、10mmだったということです。

ぼうちゃん

雨量を測る時には「転倒ます型雨量計」っていうのが使われてるんだって。
さすがに天気予報に使うようなデータを屋外に置いたコップでは測らないよね 笑

雨量と雨の強さの目安は?

雨量が1mmとか5mmならそんなに激しい雨ではないよね…
って想像は付きますよね。
では10mm、30mm、50mmなどの雨は体感でどのようになるのでしょうか。

「10mm以上20mm未満」
少し強い雨で、地面からの跳ね返りで足元が濡れたり、雨音で電話の音が聞き取りにくいくらいです。
傘をさしていると傘に当たる雨音がうるさく感じるレベルです。


「20mm以上30mm未満」
強い雨で傘をさしていても肩や背中が濡れてしまうほどのどしゃぶりで、就寝中にも目が覚めてしまいます。
車の運転ではワイパーを一番早くしても見づらくなります。


「30mm以上50mm未満」
バケツをひっくり返したように降るとても激しい雨です。
傘をさしても濡れてしまいますし、雨水の跳ね返りでズボンもぐしょぐしょ。
道路は排水が追いつかず、川のようになります。


「50mm以上80mm未満」
まるで滝の下にいるかのように激しく降ります。
傘なんて全くの無意味で、むしろ傘をささずに走った方が早く家に帰れるレベルです。
雨による水しぶきで視界が白っぽくなったり、車の運転もできなくなります。


「80mm以上」
猛烈に激しい雨で、傘をさせば雨音が大きく恐怖を感じます。
白線が見えづらくなり車の運転などもってのほか、歩くだけでも一苦労です。
マンホールからは水が吹き出し、雨による圧迫感を感じます。


「300mm」


(1分20秒あたりから)

ぼうちゃん

近年増えているゲリラ豪雨。
ゲリラ豪雨では90mm、130mmなんてことも珍しくないよね。
2019年の九州北部豪雨は記憶に新しいけど、佐賀県で1時間の雨量が110mmを記録していたよ。
どれだけ激しい雨が降ったのか、想像しただけでもゾッとするよね…

どのくらいの雨量から災害に警戒すればいい?

雨量を見れば災害が起きる可能性があるのか、ないのかを判断するひとつの基準にはなります。
ただ、あくまで基準になるのであって、どのような土地で地盤は強いのか、弱いのか、川の有無などによっても災害が起きる可能性は全く違ってきます。

「10mm以上20mm未満」
災害はほぼ起きません。
しかし、長期的にこの雨量が降り続いているのであれば地盤がゆるみ災害が起きる可能性もありますので、雨の降っている期間に注意します。

「20mm以上30mm未満」
側溝や小さな用水路などがあふれる可能性もあります。
地盤のゆるい場所などではがけ崩れなどが起きる可能性が出てきます。

「30mm以上50mm未満」
崖崩れ、土砂崩れなどが起きやすくなります。
過去に災害が起きた土地など災害リスクの高い場所では避難をはじめるのが理想的です。
都市部では下水管の廃水処理が追いつかなくなります。

「50mm以上80mm未満」
地下街などに雨水が流れ込む可能性が高くなり、マンホールの水が吹き出します。
土石流など大規模な災害が起きる可能性がとても高くなります。
川が決壊するリスクが高くなります。

「80mm以上」
雨によって引き起こされる災害のどれが発生してもおかしくない状態です。
厳重な警戒、避難、身を守る行動が求められます。
川がいつ決壊してもおかしくないレベルです。

ぼうちゃん

怖い…
我が家はみんなのんびり屋だから30mm以上になったら避難準備はじめた方が良いかも。
50mm超えたら急いで子供を着替えさせて犬をケージに入れて…あー!できれば子供のおしっこくらいはさせておきたい…あ、でも雨でびしょ濡れになったらおもらししてもばれないか 笑